09.20.11:53
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08.28.11:26
イランと合意
【ウィーン=石黒穣】国際原子力機関(IAEA)は27日、イランの核開発に関する疑問点の解消に向け、イラン側と合意した「行動計画」の内容をまとめた文書を公表した。
合意文書によると、IAEAは、イランが1980~90年代に行ったプルトニウム抽出実験について、イラン側の説明に納得しており、8月31日までに解決を宣言する。これを受けて、両者は、高性能型遠心分離器の開発履歴に関する協議を9月後半に開始。IAEAの目標では、この問題を11月中に片づける。
その上で高濃縮ウラン検出、ポロニウム製造実験、ウラン鉱石採掘問題の順に協議を続ける。
IAEAは、イランの核開発をめぐる疑問点について、一覧表を9月15日までに提示することになっており、以後の追加は認められない。一覧表で掲げた疑問点がすべて解消された時点で、イランに対する現行の集中的な査察体制を解除するとしている。
合意文書は、プルトニウム抽出実験など複数の疑問点について、順番に解決する方式を定めており、IAEAが1件ごとに決着を表明しないと、次に進めない形となっている。また、あくまで疑問点の解消を主眼としており、国連安全保障理事会決議でイランが求められているウラン濃縮活動停止には触れていない。
(2007年8月28日 読売新聞)
早く平和な国になって欲しいですね。
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