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[04/26 Marilu]

09.20.07:24

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  • 09/20/07:24

10.08.13:11

記念館

日本の祭りをテーマに描き続けている出雲市出身の漫画家、平野勲さん(84)(青森県在住)の原画や著作本などを展示する「平野勲記念館」(長永禅教館長)が、かつて平野さんが住んでいた同市大津町の屋敷を改修して完成、7日、オープンした。地元の有志ら約50人が集まり、平野さんの画業を顕彰する記念館の完成を祝った。

 平野さんは1945年9月に戦争から復員後、同町の西光寺敷地内にある民家に約10年間住み、中学校で教べんを取りながら絵を学んだ。38歳で上京し、昼は会社勤め、夜は作画という生活をしながら日本の祭りを綿密で温かみのある作風で、描き続けた。日本漫画家協会賞で75年に努力賞、2005年に特別賞を受賞。01年には出雲市特別功労者として表彰された。

 平野さんと親交がある同市塩冶町、高校非常勤講師、泉教信さん(58)を中心に、地域住民が平野さんの功績を残そうと5年がかりで記念館の計画を進め、旧居を保存していた西光寺が無償提供した。

 記念館は築70年の木造2階建て。当時の面影をできるだけ残し、1階が展示室で、2階は平野さんのアトリエを再現した。開館記念展では「津和野踊り」(津和野町)「武蔵坊弁慶祭り」(出雲市)などを題材にした64点を展示、平野さんとしては珍しい4コママンガや著作も並ぶ。常時約60点を季節ごとに入れ替えて展示する。

 開館記念式典に出席した平野さんは「町は60年たって大きく変わり、浦島太郎のような気持ち。でも、家がそのまま残り、私の記念館になるとは、出雲市出身の漫画家としてこんな誉れはない。これからもふるさとを描いていきたい」とあいさつし、館内を感慨深げに見て回った。

 記念館設立委員会の委員長を務める泉さんは「子どもたちの絵を展示するなど、地域の集いの場として利用してもらえれば、先生にもきっと喜んでもらえるでしょう」と話していた。

 開館は土、日、月曜の午前10時~午後5時。中学生以上200円、小学生以下無料。8日は一切無料。

 ボランティアによる運営のため、同記念館は寄付や維持のための会員、受付ボランティアを募集している。問い合わせは泉さん(090・8606・1014)へ。

2007年10月8日  読売新聞)

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